2014年4月23日水曜日

[家庭内LAM]できれば無線より有線LANが良いという事

家庭用ブロードバンドルータに無線LAN機能が搭載される事が多くなり、
またスマートフォンやタブレット、ノートパソコンにも無線LANが搭載される事が多くなりました。

床を這いずりまわり、こんがらがる有線LANと比べて、非常に見た目もよろしく、
移動もある程度自由ということで、既に家庭内LANでは有線を凌ぐ勢いのようです。
有線LANを用いているのはデスクトップPCや、ルータとスイッチングハブの間のような
ニッチな場所に限られつつあります。

しかし、有線LANと無線LANには長所・短所があります。

無線LANにはチャネルという概念があり、近くで多くの他人が無線LANを使っている場合
チャネルがかぶさって 大幅に速度低下を起こします。

 また、無線ですので、障害物に弱いほか、他の電子機器からのノイズにも大変弱いです。

セキュリティ上も、無線暗号化方式を突破され、新たな暗号化方式を導入し、古い無線LAN機器が
使えるなくなる、というイタチごっこを繰り返してきました。
初代Nintendo DSの無線LAN暗号化方式がWEPという古いもので、後ほどこの方式は本当にあっというまに破られる事態となりました。
別にゲーム機のデータを盗まれても大した事はないように思えますが、問題はアクセスポイント側もWEPを有効にしておかなければならない為、アクセスポイントからLANへの不正侵入を許しうる状態になります。これを防ぐには、DSでネットワーク接続を行うことを諦めなければなりません。
同様の事は、NTT Docomo シグマリオン3などの名機でも起こり、多くのハードウェアが死に絶えました。

そもそも、無線LANは有線LANより格段に実行速度が劣ると考えてよいです。
距離や障害物を考慮すれば、その差は歴然です。

有線LANと無線LANは一長一短ですが、ぜひ有線LANの有用性を見なおして頂ければと思います。

※LANケーブルの配線は、他の機器の電源ケーブルや通信ケーブルと並走させたりすると
本来よくないのですが、家庭内で用いる程度の距離の場合はほとんど影響ないというのが定説です。数十メートル単位で並走させると影響がでるようです。




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