2014年4月13日日曜日

[Linux mint16 MATE 64bit] セキュリティソフトを入れた [必要?]

Linux Mint16 MINT 64bitにCOMODO Antivirusというリアルタイムスキャン可能なソフトを入れました。
公式からmint64bitバージョン(cav-linux_1.1.268025-1_amd64.deb)を落としインストールしましたが、GUIを立ち上げると
左側の盾のマークが赤くなっており、「ファイルシステムスキャンのドライバがうまく入っていない(意訳)」と怒っています。
これではリアルタイムスキャンはできないようで、

https://www.bondoffamily-net.com/~kinta-chan/techknow/Linux/RedirFS/RedirFS.html

こちらのひと手間が必要でした。

Linuxの諸先輩のほとんどは「LinuxデスクトップはWindowsとは違う。アンチウィルスソフトは不要だ」という論調のようです。
そうなのかもしれません。

しかし私はちょっと不安です。
これまで、Linuxの安全神話が続いたのには、ファイルパーミッションや
いちいちスーパーユーザ権限がないと重要な事ができない等、セキュリティ重視の仕組みのおかげもあるとは思います。
Desktop用途でLinuxのシェアがあまりにも低く、ウィルス作成者の標的になりにくかったという事情もあるでしょう。

しかし、ファイルパーミッションやスーパーユーザ権限による保護は、
これまでのLinuxのユーザレベルがWindowsのそれより遥かに高かったから有効だったのかもしれません。
私のように、よくわからず、suパスワードを聞かれれば入力してしまうような初心者が増えれば
この保護は有効性を失うかもしれません。
Linuxデスクトップ陣営が望んでいるようにユーザ数が増えていけば、標的になる可能性だって増えていくかもしれません。

それに、ローカルへのアプリケーションインストールやファイル書き換えさえ防げればOKというわけでもありませんし、自分のシステムが影響を受けないようなウィルスであっても、
自分が拡散の媒介になる可能性もあります。

Linuxデスクトップでは本当にアンチウィルスソフトを入れている人が少ないようです。
これが増えなければ、提供側もLinuxに力を入れないと思います。
個人的にはアンチウィルスソフトを入れる選択肢があったほうがいいと思うので、
入れるか入れないか悩んでる人はご一考ください。

0 件のコメント:

コメントを投稿